週刊ヤングジャンプ 33号 感想 下

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転〜翻って

 同じヤンジャンギャグマンガ――『カジテツ王子』。
 こちらは、逆にそろそろ 蒸し返し頃 に差し掛かってるんじゃないかな?

 現在、主人公『浅野 辰也』が脱ニート化しつつあったり、周りの人間もそれぞれの道を模索し始めてたりしてて、人間ドラマとして面白い。
 確実に、『浅野 辰也』は人間的に成長してきてると思う。
 でも、”昔”の浅野の方が、パワーがあった。
 そう感じる人、いるんじゃない? ぼく以外にも。
 勢い。そう。後先考えずにぶつかってくる勢い。
 今のカジテツに 『勢い』 足りてる?

 で。
 蒸し返す”昔”って、何時のカジテツ王子よ?

 ……。
 山田ビスケット。

結〜ぼく。キッカケは、カジテツ王子なの。


 もう、1年くらいになるのかな?
 何気なくヤンジャンを立ち読みして、カジテツ王子を初めて目の当たりにした。

 それが、山田ビスケットの回だった。
 ワクワクさんのモノマネとかしてた。

 なんか、ワケ分かんないケド、引き込まれるパワーを感じた。
 その日から、毎週ヤンジャンを楽しみにするようになった。

 ……。
 あの頃の浅野に、戻ってきて貰いたい。
 だんだん、人は成長するにつれて、丸くなって――面白みがなくなって――いっちゃうけど。
 それは、現実の常であって。

 ギャグマンガの常では、あって欲しくないな。
 
 追伸。
 ボルケーノォ! も見たいな。